鍼灸による逆子施術
〔逆子(さかご)〕は鍼灸で治る(100%の効果を保証するものではないことをご承知ください)ってご存知ですか?古くから逆子に対して鍼灸施術が行なわれていて、最近では改めてその効果が見直されています。
なぜ逆子になってしまうのかは残念ですが、現在のところはっきりとした原因がわかっていません。頭位(頭が重くなり、次第に頭を下にした状態)になりにくい⇒逆子が返りにくい原因として考えられているものは、
1、子宮の形(奇形)
2、前置胎盤(胎盤が通常より子宮口に近いところにある)
3、骨盤が狭い
4、臍の緒が短い
5、羊水過多
6、母体の冷え
7、母体の浅い呼吸
などがあると言われていますが、1〜5については産科の医師とよくご相談いただくとして、。また、これらの症状があるからといって必ずしも逆子になるとは限りません。
妊娠後期(28週以降)に入って逆子ということがわかると、まず産院や助産師からは逆子体操などが指導されます。何もしなくても時期が来れば治るという人もいますし、実際そうだった方もいらっしゃることでしょう。7〜8割が自然にあるいは逆子体操などで治ると言われています。
では残りの2〜3割の人達はどうしているのでしょうか…帝王切開もやむなしと思っている方も多いことでしょう。そういう方々に是非鍼灸による逆子施術を試みてほしいものです。
Netで「逆子治療」で検索すると鍼灸施術による逆子治療を紹介しているサイトが沢山Hitします。「それは知ってるけど、鍼は痛いのでは?灸は熱いのでは?」と思われて躊躇している方も多いはずですがそれは大きな誤解です。痛いといっても髪の毛を1本抜く程度ですし、灸は熱いなどとんでもなくむしろ心地良い温かさです。痕も残りません。
逆子に対する鍼灸施術は28週以降に逆子と診断されれば適応となります。なぜ治るのかということについてはまだまだ完全に解明されていないのですが、1回〜数回の施術で治ることが多く、大学病院などでも行なう所が増えていて実績だけは確実にあるのです。一部のデータによると約90%の人手効果が確認されていて、35週を超えてからでも逆子が返った例がありますので諦めずに続けることが大切です。
灸はサイトなどを参考にして誤自身で行なっているという方もいらっしゃるようですが、ツボの取り方がよくわからないなどのご苦労もあるようです。当院では鍼施術と、灸の代替として近赤外線レーザーを用いた施術を行ないますと共に、ご自宅においてもご自身で適宜施していただけるよう、ツボの取り方・灸のすえ方を丁寧に説明・指導いたします。
逆子でお悩みの妊婦さんのお越しをお待ちしています。まずはお電話ください。メールでのご予約も承ります。
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