足がむくむ・怠い!ご家庭での対処法


 立ち仕事などによって足がむくんだり怠くなったり…日常では良くあることです。当院では足底マッサージ(膝から足の裏にかけて入念に行なうマッサージです。)を行なっておりますので是非ご用命ください。

 尚、ご来院いただくお時間がなかなか取れない人のために、ここではご家庭での対処法を紹介します。

 まず足は、横になっているとき以外は座っていても立っていても常に体の一番下にあります。地球には重力がありますが、体内を流れる血液やリンパ液も当然重力の影響を受けます。体の一番下まで流れてきた血液は、高い位置にある心臓にこの重力に逆らって帰って行かなければならないのです。

 血液が心臓に戻るのに、流れてきた勢いだけでは不十分です。その為に、送り出されて足に流れてきた血液を心臓へ返そうと、足はポンプの役割を担います。“足は第二の心臓”と呼ばれる由縁です。

 ポンプ作用を起こすのは筋肉です。筋肉が収縮することにより、血管を絞る仕組みになっています。しかし、立ちっぱなしや座りっぱなしなどによって足を動かさない状態が長く続くと、ポンプ作用が働かずにリンパ液や老廃物がたまります。これがムクミや怠さの原因です。

温冷交代浴を試そう!

 ★温冷交代浴とは…
お湯と水とを交互にかけて血管を拡張・収縮させ、ポンプ作用を働かせる方法です。

1.   入浴の最後に浴槽の湯温を少し高めにし、浴槽の縁にでも腰掛けて膝下をしっかりと温めます。
2.   浴槽から出て、今度はシャワーを使って水で冷やします。(冬場は適宜温度調整を。)
3.  「1」 「2」 を数回繰り返し、最後は温めて終わります。

おやすみの時には足下を座布団1枚程度高くして寝ます。これであなたの足もスッキリでしょう。

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